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1518! イチゴーイチハチ! (6) 相田 裕、 トリプルグレーン.

1518! イチゴーイチハチ! (6)  相田 裕

 あいかわず等身大の高校生たちの姿。

ベタに萌えているわけでも尖っているわけでもないが、進行形の愉しさが毎巻あります。 

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『15才から18才の新しい自分になる冒険の物語』

とフレーズはやや尖っているかも?

 

しかしテコ入れだろうか、

・・・留学生、金髪リボン、エミリー・BF・アリスの姿にコーシーローが見惚れたり、

・・・眼付きの鋭い活動家風の男女二人が高校に侵入して、ガソリンの入った瓶を持って生徒会室にいる幸コーシロー2人に、背後から密かに迫ったり・・・・

そんなのがありそーでもあってそんな話の捌きも面白い。

 

今回はサブキャラが一人と言わず、2・.3・4・5人と皆々描いてくれてたのが印象的で、1518の世界が広がり深まって来たようです。

ナナカツが今回の最有力サブとして、とても魅力的でした。

次巻も楽しみです。

 

 

ジョニーウォーカー トリプルグレーン

ジョニーウォーカーが最近出した新作ウイスキ3種のうちの一つ。

 

トリプルグレーンとインパクト有りそうな名前だが、癖のないスッキリとした味。

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勝手にサントリの知多みたいな位置づけのウイスキかなと思っていたけど全く違いますね、オーソドックスな美味しさ。

 

ただ、明確な個性を持つジョニ赤やジョニ黒に比べると、あえて再びこちらを選び続ける理由は無いようにもおもいました。

 

ジョニ赤はあれで安いしね。

 

1518! イチゴーイチハチ! (6) (ビッグコミックス)

1518! イチゴーイチハチ! (6) (ビッグコミックス)

 

  

 

 

 

 

ブロックテック・ダウンベスト

 おなじみユニクロの売れ筋製品。

 

ブロックテックパーカ.

何でも上に引っかけることのできる黒いパーカがほしかったので、今までもユニクロのパーカ使っていて、でも安っぽくて古くなって苦旅びれてきていた。

アウトドアウェアの高機能で良いもの探していたのだけど、ちょっとゴツすぎたり身体にフィットし過ぎていたりと、中々好いのが見つからない。

 

そこでまた結局またユニクロで選んでしまった訳ですが、高機能ぶりとカジュアルぶりの折衷がやはりTOPメーカーにしてセラ―、高次点で融合させています。

 

生地は一見するとゴム引き?と思わせるような防水透湿系の新素材、ゴアテックスの亜流のようなやつできちんと透湿できてるらしいから偉いもの。

 

全体やや細身でスーツジャケットの上から羽織れるかな?と心配したが、そこそこ伸縮する素材なので問題なく羽織れる。

ゴム引きめいてるから滑りが悪いかとの危惧も、別にそーではなく普通に袖を通せた。

 

フロントと両脇ポケットのジッパー防水シール加工ぶりなど本格的なアウトドア仕様でやり過ぎにみえるが、こういう過剰品質が低廉な価格で提供されるのもやはりユニクロの大きな魅力。

張りのある素材でパリッと羽織れる感じ、そしてちょっした雨などフードで余裕にクリア。

そんな感じで気に入っています。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/404362

 

 

ダウンベスト。

数年来よく見かけているけど、あんなに薄くて暖かいのか?と思ってたがこれが暖かい。

よく考えたらウールのベストでも生地は薄い。

そしてウールの様に身体にへなっと張り付かない感じが気に入っている。

 

シックな色を選ぶとスーツジャケットの下に着てもおかしくはない。

むしろスーツのストレートな生地の張り具合にマッチしている。

ネイビーと薄いカーキ色?の二着持っています。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/409321

劇場版『若おかみは小学生!』

あまりにも出来が良かったので驚いている。

題名から、評判良いけどこんな題の映画見るのもなんだかなあとか思っていたのが、来春には幼女戦記を見に行かないといけないし、名前負けはいけない?と鑑賞したのが大正解だった。

 

映画雑誌・老人雑誌?にでも取り上げられたのか、普段アニメ映画であまり見かけない高齢者もちらほらそこかしこに居られる。

 

まだ上映期間中なので本筋はともかくとして他諸々全般的に云えば、

あざとさが無くて、ただ内容だけが良い。

無駄な場面がない。

間延びする展開が無い。

背景、モデル建築のロケーションの充実。

車や露天風呂、図書館?など念入りで過不足無いハード描写。

 

小学生女子が実家の高級旅館に住むことになって、幽霊や友達との交流も有りながらのドタバタ奮闘記で間違いないのであるが、そしてこんな絵柄なのにだが、『死』が近くにある。

 

見終わって、これはおさない少女の『生』と『死』の物語りであったのだと、

その中身に圧倒されていました。

気楽に見れる気楽なア二メであることも、その通りでまちがいないです。

たくさんの人にみてほしい、です。

 

 

 

温泉へ行こう (新潮文庫)

温泉へ行こう (新潮文庫)

 

 

最近の飲み物、アルコール.

 ブラックニッカ   ディープブレンド    エクストラスイート。

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エクストラスイート、という名前とブラックニッカということで、モルト主体でないネガティブな感じを受けるかもしれないが、当り、のウイスキーでした。

 

強いて言えば上質のチョコレートの苦さの甘さ、それが素直な甘さになって広がって口中をス―っと消えていき酔いを残す。

 

安っぽい糖の甘さでもなく溶かしたキャラメルみたいでも、決してない。

いつも 2.5 くらいにソーダで割ったハイボールで飲んでいます。

真っ当な酒です。

また買いたいです。

 

 

最近はやりのストロング系の炭酸アルコール。 

滅多に行かないカウンターの高級割烹で、常連らしき人が板前の店主に 『酒なんてストロングドライがあればええんや』 と管を巻いていたのを隣で見たことがあったけど、確かに軽く呑めるし、しっかり飲めばガンガン酔って来るし、蒸留酒系でそれほど悪酔いもし難いしと、ストロングZERO系はオールマイティなところがあって流行るのも良く判る。 

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その、サッポロ 99.99

 

名目上は酎ハイらしいが、中身はウォッカソーダ割。

普通のウオッカのような柔らかな甘さはない。

精製を高めたせいなのか、辛いと言ってもいいかもしれない味。

 

舌先や口当たりの良さを求めるなら、ストロング系のフルーツ割のほうがいいだろうが、この99.99の美質は口中後半から喉越しの雑味の無さ、酔い心地後味、これがしっかりと円やかに酔いを残して、そして数時間たった後の酔いの消え具合を良いのではないかと、私はそーおもいました。

 

これはケースで買ってみたい感じですが、まだ酒屋ではケース売りは陳列してなかった。

まあ言えば売ってくれると思うけど。

 

 

  

  

 

本当は怖い中国発イノベーションの正体、谷崎光。 読んだ

ビジネスだけでなく、18年にわたって中国北京に暮らし、生活者の視点からもビジネスを見れる著者ならではの、中国人にとっては普通で当たり前、日本人が見過ごして来た、もしくは意図的に日本人が見ないようにしてきた、『中国』の魁異な姿が畫かれる。

 

中国企業は、共産党が必ず関与や所有している。
人民公社のような長閑な話ではなく、市場で大きく出資したり、または市場で成功した企業を取り込み奪う。
奪う、というのは中国に進出した日本企業がよくやられているのと同じ。
外国機業でなく同国人相手だから、もっと遠慮が無く露骨にやる。

 

そうして出来上がった中国の社会は、情報通信企業 ·金融機関 ·旅行会社 ·タクシーシステム ·宅配便などなどが、全て共産党が握ることになる。

 

そこに自由社会の企業倫理も説明責任も働く事はなく、硬直化した党の閉鎖性が永遠に守られるとなると、組織の腐敗が恒常的な個人情報売買を生み続ける。
公安情報でさえ、普通に安値で闇で売買される。


これに個人認証の付いた街頭カメラ情報が合わさると、個人の行動記録が、ネット 電話 マネー 地理 空間 に渡って裸にされ、詳細に数十年以上にずっと記録され続けて個人として集約される。

 

日本ではいまだに旧ソ連の様な、物がなく活気がなく密告で人が消える管理社会像が流行っているが、リアルでは人が消えるのは同じだが、物が溢れ活気があり猥雑だが、突然に企業も消えてしまう悪しきユートピア、これが私達のすぐ横に有るのである。 

 

 

ジブリ・思い出のマーニー、観た。

 最初から明らかな、真っ当な映画だったので驚いた。

疲れた子供やくたびれた大人に馴染む作品。

10代のとげとげしい心や、幻想と現実の交差の自然さ。

いいものでした。 

 マー二一。

彼女のキャラデを映画中で最初見たとき、アニメのヒロインにしてはア二メらしいエッジが立っていない。

金髪にしてはやや地味で、?とおもったのだけど、見終わってみて、安奈のイノセントなスタイルもそうだけど少年少女という流れだけでなく、もっと大きなラインへの巧妙な伏線でもあったのだと感服しました。

 

また伏線というなら、幼い安奈が金髪の人形を抱いていた描写も、大きなラインへの関心を逸らす効果的なミスリードでした。

 

最初の出会いでマー二ーが安奈の名前を知っていたのは、

『マーニーが何であってもいい』からではなくて最初から知っていたのだと、思い出すと改めて納得したりするのも、いい映画を観た後ならではの余韻です。

 

幼いうちに世界に傷つけられ人を傷付け、

そして時を経ても繰り返される傷の痛みに、

どうして許しが必要なのかと、一つの回答を物語として細やかに提示してみせました。

 

この物語は私の中の物語にも届いたとおもいます、感謝。

 

新訳 思い出のマーニー (角川文庫)

新訳 思い出のマーニー (角川文庫)

 

 

夏の終わりに、飲み旅行.

定例に近い夏の終わりころの宴会旅行、場所は二の次なので今年も白浜和歌山。
車で行くのは残暑で日差しが暑いだろうなとおもっていたが、ほとんど曇り空。
車内のエアコンも適度に効いて快適でした。


快適だったので、友人に運転させたままちょっと寝てしまいました。


白浜の奥まで高速道路が通っているので渋滞がなければ早く着く、強烈な台風のせいで関空が閉鎖、その影響で一時阪和道に通行規制がかかったが旅行日には規制解除されていた。


チェックインには少し早い、というので普段は全くしない観光地巡り。

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三段壁。

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観光地カンコーチと来るまでは馬鹿にしていたが、こういう自然のスペクタクルを目の前にすると圧倒されるものがある。

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適当に写真を撮っても、それなりに様になっているのは実物の迫力故。
伊達に長年の名所になってる訳では無い、ということか。

 

 

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タブレットのロック画面のような風景は、千畳敷

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観光駐車場の下側に、板を重ねて拡げたような岩濱が拡がり、海岸近くまで歩いて降りていける。
ものぐさな私達は駐車場に留まって俯瞰、鑑賞。

 

 

ホテルはまた友人の伝手でエクシブ。

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チェックインしてビール。
温泉に浸かってからまたビール。
夕食でまたまたビール。

 

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鶏の黒酢炙り、とかいうものですが美味でした。
ただの鶏の焼き物ですが、一流の調理は違うねと感心。


普段すき家やよい軒の朝食に感心するばかりでなく、たまにはこういうのもありでしょう。

 

 

朝食も一品一品は大したものでない日本の朝食だったけど、きれいに揃えられるとそれなりに豪華。

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デザート、バナナの焼き物。

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翌日は雨でした。
山中では大雨のところもあった。

 

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帰り路のサービスエリア。

 

 

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グーグルが勝手に写真を繋げてパノラマにしたりします。

紀の川サービスエリアからの和歌山市方面だったか。


おしまい。

 

南紀白浜温泉の天然湯の花(12袋入)

南紀白浜温泉の天然湯の花(12袋入)

 

 

 

ペンギンハイウエイ面白かった。

8月末にも見に行ったのだが、なんばTOHOシネマでは上映回数を一日2回に絞り込んで、マイナー気味のアニメなのに上映40分前でも満席で観れなかった。
京都や神戸では普通に一日六七回上映していたけど。

 

原作有りで、しっかりとした世界観を持っているアニメは強い。
よく似た映画の焼き直しでなく、気取ったつもりで安っぽい政治メタファーや道徳トレンドへの諂いを観せられることもない。

 

ちょっとドラエモンっぽい?と言えなくもないノーマルな設定で始まって、もちろんペンギン·ファンタジーの流れる様なOPは期待させてくれます。

 

川の探検、森の探索から暗い奥への入り口に辿り着くが、暗い緑と闇が美しい。

缶コーラの投擲なんての奇想天外さは森見ノベルならでは?

 

森のなかの球を外で囲む小川の結界、少女だけが知っている場所。

少年達の誰も知らない場所が、秘密で大切なものであるという美しい時間。
『 この秘密をバラしたら一生許さない 』と、言葉を数度少女は口にしますが、これは見せ所で、私のとても好きな場面です。

 

ジブリでも新海でもディズニーでもない、でもストレートにオリジナルに楽しめる日本アニメ。
ほぼ2時間、ずっと楽しかったです。

 

「ペンギン・ハイウェイ」オリジナル・サウンドトラック

「ペンギン・ハイウェイ」オリジナル・サウンドトラック

 

 

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

 

 

ペンギン・ハイウェイ 完全設定資料集

ペンギン・ハイウェイ 完全設定資料集

 

 

 

 

 本好きシリーズ、途中から。

ことしの猛暑はホントに半端ではなくて、37度の日なんかはもうクーラーかけていても、それで温度がそこそこに下がっていても、なんだか逃れられない暑さの圧力みたいなので押しつぶされるようだった。

 

休みの日でも何もする気に成れず、ただ寝ている状態。

見ていたアニメも一挙に半減して、普通のテレビはほとんど見ない、読書する気もなくなって来たので、これではいかんと思いつつ寝ていた。

 

なにか文句なしに面白くて楽しいものでも読みたいと、そういえば本好き下剋上シリーズ、シリーズの刊行途中であるがネット上ではもう完結済みときいていたので、今までは書籍kindleで新刊で刊行される毎に読んでいたのだけれど、刊行を待つガマンを止めてネットで横書き読書に入った。

 

シリーズは15巻まで刊行済み。

9月に16巻も新刊。

ネットでアップ済みの完結しているサイトを見て驚いたのだが、未刊行のボリュウムが全体の半分近くある。

これほどの長編だったのかと感嘆。

 

 

ちょうど半ば、ローゼマインは今までのように下町とアクセスを取ることが難しくなり、小さなお別れみたいな苦しみも。

それから全部読み終わってからだと改めてわかるのだが、この辺りから文化経済的インパクトをもたらすローゼマインを中心にして不穏な動きが出てくる。

最初読んだ時にはユーモラスだった場面でも、その背景を窺わせる文章になっていて再読の面白さを確認したりも多い。

 

ネタバレもあれだからザザっとした文になるけど、地下の秘密の図書室、王族との神への祈り、外患案件などなど今まで以上にワクワクした、普通の物語らしい?波乱にみちた展開も待っている。

 

変身バンクやラスボス戦?こんなののパロディじゃあないけど一捻り二捻りもあるのも見せてくれる。

図書館のシュバルツとヴァイスも、元々が王族の魔道具らしく、図書館の深奥では別の面も垣間見せたりする。

 

ローゼマインの本好き大好き脳はそのままで、恋愛脳にシフトしないのがいいのだが、終盤に向って成行きから神域にまで触れることに成ったり、図らずも会戦に巻き込まれたりする。

 

この辺りはローゼマインのポテンシャルを越えているので、彼ら彼女らのその感情の拡散・喪失・混乱と新たなる収束には、平易な文章でこれだけの世界を良く画いたと感動があった。

そして短くて静かで小さくて力強い最終章も見事でした。

 

 

長編にして15巻程度のボリュウムを8月の後半に読み切ってしまったが、苦しい夏を乗り切る助けになりました。

 

これからは新刊をジワジワちまちまと舐める様に読んでいきますが、それはそうとしてまだ読んでいない人は羨ましい。

これだけ長くておもしろい本があるのですから。

 

 

 

 

 

二条城で珈琲フロート

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飲み旅行のついでに観光でも、ということで二条城へ。


二の丸。
維新で大政奉還のあったところ。
大広間で姿勢のいい正座姿の侍人形を見て感慨にふける。
城内は撮影禁止。


猛暑でクーラーなしの城内だが、天井が極めて高いので蒸暑くはない。
廻周して15分ほど。

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ここを出て本城に向かうのだが、敷地内は広大で通路に日陰はない。
城にたどり着くまでに暑くて倒れてしまいそうになる。

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事実あぶない、ふらふらしてきた。

 

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途中で茶店の看板、カキ氷の写真付きを見て急遽退避。
通路からの離脱を敢行。

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庭園の東屋を茶店にして使っている。
店舗っぽい改装はしていない。

 

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下はGoogleがアレンジした写真。

空と緑の強さは、当日はこんな感じでした。

池のギラギラ感はやり過ぎ。

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10人ほど並んでいて、待つのかなぉと思っていたが意外に早く捌けて、5分も待たなかった感じ。


座敷に上がって、畳の上に腰を下ろす。

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皆は宇治抹茶カキ氷を注文しただが、それだと弱った身体にこたえそうで珈琲フロートにした。
障子は外に開け放して、庭を見える様にしているので空調は無し。
扇風機と冷風機のみ。

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アイスクリームの冷たい甘み、それと珈琲の苦さが絶妙で生きかえった気分。

 

城を出た後、こう暑くては歩いてなんかいられないとタクシー乗車。
京都漫画ミュージアムに向かう。
 *前回blog参照

 

その後ホテルでシャワーと昼寝。
夜は四条大橋の南、団栗橋の近くの料理屋室内で飲み会挙行。
川床もある店だけど、貴船のような北の山間でなくて鴨川のほとりの川床って暑いだけだと思う。

 

そのあとは店を出て北に向かう。
すぐ細い路地を入って行ったら、路沿いに3.4軒の風俗店が忽然と現れて驚く。
まあ歴史的に言えば、こういうのから今のエリア発展があったのだから、残っていてもおかしくはないのだけれど。

 

細い路地の先斗町
先斗町公園の近くにあるそば屋。
河道屋銀華 木屋町店。


普通のそば屋然として、質のいい真っ当なものが出てくる。
夜半になると舞妓さん芸子さんも夜食に来られるらしい。
その団扇いろいろ。

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ざるそば1.5人前を戴く。
食べ終わって一息ついたところにソバ湯が出てくる。
冷えた胃袋に暖かい蕎麦湯が心地よい。
また来たい店でした。

京都国際マンガミュージアム

友人との宴会旅行のついでに寄ってみた。

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小学校の廃校を利用したマンガエリア。

京都国際マンガミュージアム

 

レイアウトが元小学校なので、教室沿いの廊下を利用して一面をズラッとマンガの本棚にしたりしている。

 

エレベーターもあるが、4・5人が余裕で並んで昇り降りできそうな階段なんか残っていて、どことなく懐かしい感じがチラホラする。

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外国人観光客の親子も多い。

オタっぽい親には、子供は頭髪センターをブルーに染めたリしてるのがセットになっていたりして微笑ましい。

1階入り口付近には外国に翻訳されたコミックコーナーもあり、外国勢が粛々と読書中。

 

各コーナーには簡単なイスが必ず設置。

イベントホールにはイス設置なし。

3階まであってそこそこの広さ。

廊下と教室の配置を考えればもっとスペースはあるだろうが、研究室や書庫になっいるのだろう。

 

みなさん一心不乱に本を読んでいる。

普通の図書館よりも利用者の集中度は高そう。

 

広い階段の端に腰を掛け、横にコミック積んで読んでいる子供もいる。

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私はちょっと疲れていたのでキッズルームの隅にお邪魔して、柱にもたれ脚を床にベタっと投出して休んでいた。

 

時々子供がパタパタ歩き回って、私の脚をヒョイと越えて行ったりする。

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ネットカフェのように閉鎖的でないし、親子連れも多くてとても開放的、それでいて意外にうるさくない。

 

当り前ですが、いくらでも時間を潰せそうで、行って見る価値アリアリです。

 

二時間余り過ごしてからホテルに向かいました。

 

猛暑閑日 ラーメン

知合いと、奈良のラーメン食べに行こうということになって、あそこは行ってるあそこは行っていないとかで、有名店で少し並ぶだろうけどと富雄の三つ葉に食べに行った。

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奈良ローカルだから待っても4.・5人だろうと思っていたが、結果は30分待ち。
お盆休み周辺だったことを甘く見ていた。

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車が店前に止まったりすると、すかさず店の人が出てきて駐車所に停める旨指導し、チケットを買う行列とチケット持って並ぶ行列をテキパキと捌いていた。
炎天下で待つ方も大変だが、なかなかこういう行列の捌きも大変で難しそう。

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街路樹の木陰に入るとホッとする。


30分経って入店。


クリームの泡のようなスープにもっちり自家製麺、メンマはアッサリ、チャーシューの美味。
基本、行列待ってまでラーメンなんか食べない、という主義だけど、暑い時に暑いラーメンもなんだがなぁ付き合うけど、そんな気持ちが括目して飛ばされたような美味しさ。

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クリーミーで上品なスープだけど、その底にあるガツンとした醤油味が猛暑に負けていない。
食べる喜びがありました。

 

この店、7年前に開店した年に一度行ったことがあったが、クリーミーで繊細な感じ、悪く言えば全体として線が細い?印象があったが、今回の味は7年前から相当に熟れてきた感じ、泡立ちの細やかさの中にも力強さがあると思いました。


御馳走様でした。

センゴク、喧嘩十段

[宮下英樹] センゴク権兵衛 1~10巻、が面白かった。


キングダムでもそうだけど、合戦で集団と集団との流れを画くのは近年のコミックならでは。

こういう人の流れは小説では描きにくいし、実写映画でもあまりフォーカスしない。

 

これが面白かったので其の時あたり、ひとつは耳川合戦当りの歴史をあたってみたら登場人物の一人大友宗麟が面白い。
好色の度が過ぎ部下の美人妻を強奪する。
キリスト教に帰依して激しい廃仏神毀釈を行う。
寺社の仏像を道に投げ出して溝や穴に埋め、その上を軍に行進させる。
耳川合戦で大敗するとその反動で、神罰仏罰のせいで合戦に負けたのだと身内からも激しい批判と攻撃にさらされる。
一緒にいたバテレン宣教師も迫害される。


無茶苦茶キャラが立った人物なのだが、上記エピソードはコミックのセンゴクでは出てこない。
センゴク権兵衛が直接関わらなかったこともあるが、物語のライン上ではなかったためだろう、歴史創作はそこにあった面白いものを書けばいい訳でもないのだなと、変に感心したりした。 

 

ケンカ十段と呼ばれた男 芦原英幸 松宮 康生。


コミックの『カラテバカ一代』は数世代の神話のようなもので、Bリーの燃えよドラゴンとともに、今もなお神話の輝きを保っている。


それとともに、そのリアルの姿も近年相当明らかにされて来ていて、大山倍達梶原一騎の詳細なノンフィクションも出版されている。


コミックでの英雄の一人、芦原英幸の伝記。
ネタを面白おかしく膨らませた読み物、そんなものではなく、コミック上の事件とリアルを合わせて、淡々と現実の事件や経過を綴っていく。


著者が武道家で弟子にもあたる人なので、癖やアクが強いであろう武道家たちも著者の誠実な取材に応じて『読み物』ではなくて『あった事』『無かった事』が語られる。
それで取材したら現実は詰らないものでした・・・と言う訳では決してなく、全然なくて、余計な脚色や誇張がなくなった分、反ってリアルな面白さの厚みがある。

 

今でも喧嘩好きな人はいるのだろうが、ここまで求道的にも大好きにも見えるほどストリートファイトをやって来たというのは、本人の資質があるにせよ昭和中期という戦後の無軌道さが残っていた時代でないと考えられない。

道場破り系の話も多い、自慢話の系統では決してない。

 

また、素人目には極真会が没後四五分裂して残念なことだととかおもっていたが、ここまで個性的な人物たちが押忍の上位下達だけでは、例え大山倍達のカリスマがあったとしても統一は無理だったのだと納得させられたりもした。


武技の描写、怪我の描写もあきれるほど多々あります。

 

たいそう面白かった、誠実なノンフィクションです。 

ケンカ十段と呼ばれた男 芦原英幸

ケンカ十段と呼ばれた男 芦原英幸

 

 

台風のあとさき

夜中でも比較的静かだっので、さほど緊張もせず台風を迎えた。

 

しかし夜半、風雨が強くなり、2時半くらいだったか、雨風空気の圧力が凄く厚いような、ゴーーードーーーというような、長く続くと危ないような雰囲気。


もちろん、うるさくて眠れない。

 

3時過ぎには台風はひとまず去って、というか台風の眼に入ったのか静かになった。

 

やれやれと思ったが暫くしていたら揺り戻しの雨風が出てきて、北から雨脚が南からに変わった様で、これもうるさいものだったが良くあるザーザーバシャバシャと叩きつけるような雨。

 

4時過ぎには一応は去った。

 

 

翌朝。
張出し屋根に釘を打って簾を掛けているが、釘ごと風で抜き飛ばされた簾が二つあった。
イスの上にのって、釘を数本打ち直す。

 

日曜日の夜遅く。
台風が過ぎて、猛暑残滓も飛ばして、とりあえず涼しく夜が一夜きたよう。

 

数時間の暴風雨と一日の曇り空で、地熱、アスファルト舗装熱、コンクリート蓄積熱、瓦屋根熱が取れたのだろう。


外気が同じ26度でも違う。
涼しい。
夜2時半、涼しい風が窓から入る。


窓から涼しい風って、一ヶ月くらいぶりじゃあないかな。


* * *

 

暑すぎるときはひたすら寝る、のが自然の対処。
アフリカ赤道近くの国民のように。
無理に動くと身体を壊す。

 

ブルーレイレコーダーの調子が最近悪く、テレビ録画を四五日やめていたら寝付きが良い。

 

Blu-rayレコーダーのセットアップと録画終了処理が結構ガチャガチャ煩かったことに改めて気づいた。
その音で目が覚めたことも多々ある。


気付かないうちに眠りが浅くなって、半覚醒になってしまっていたことも相当あったと推測できる。

Discを買うのは置いて、しばらく録画は止めておこうか。
睡眠第一?

 

 

ビーバー(BEAVER) ユニクロホーム釘 50mm 1F007

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