劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明. 観てきました
TOHOシネマズなんば にて観ました。
年齢層は結構幅広かった気がする。
中年も多かったような。
最初ガルパンみたいにショートアニメ有ったのは意外でした。
色々道具を出してきた時にファンならオチを直ぐ気づくでした。
ファンが何望んでいるか良く分かっているようです。
コミックの完全な映画化で余すところがありません。
ふわふわとマルマル可愛さとヌルヌルべとべとの臓器状インパクトの組合せは他に類がない独創的な世界観。
敵も味方も悪魔もゆるキャラも皆等しく『あこがれ』を目指しているという、ある意味善悪を越えた無常観すら読み取れ得る。
オーゼン黎明卿の落ち着いた低い声は魅力的。
あんな管理職がいたらワタミより怖いだろう。
映画を見ていて、声がああではとかこの絵の動きがああだったかとか、まるで違う作画や音声と比べているみたいな気持ちになった場面があった。
原作comicとTVアニメ放映分とで、脳内で勝手に本パートが映像化されてしまっており、その差異を感じてしまうみたいなである。
これも最高の原作と最高のアニメが有ればこその現象でしょう。
しかしこれだけのスケールの遠大さと矮小感の二つを併せ持つ原作が、こうして劇場版として完成されると改めて原作comicの良さに感じ入ってしまう。
このcomicの良さの一つに、自作同作品のモノマネがないこともある。
簡単に言え場ばワンパターンがよくあるのでなくて、話が進むにつれ話も今までと異なる展開と奥行きを見せて行くこと。
作者は個人的にずっとこの話を練り込んで発酵させてきたのではないだろうか?
変態マンガだと言われれば否定は出来難い諸々があるのだけれど、それでも新刊はまだであろうか?と希ってしまいます。
2期アニメももちろん愉しみ。
劇場版「 メイドインアビス 深き魂の黎明 」オリジナルサウンドトラック
- アーティスト:Kevin Penkin
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2020/01/17
- メディア: CD