劇場版『若おかみは小学生!』
あまりにも出来が良かったので驚いている。
題名から、評判良いけどこんな題の映画見るのもなんだかなあとか思っていたのが、来春には幼女戦記を見に行かないといけないし、名前負けはいけない?と鑑賞したのが大正解だった。
映画雑誌・老人雑誌?にでも取り上げられたのか、普段アニメ映画であまり見かけない高齢者もちらほらそこかしこに居られる。
まだ上映期間中なので本筋はともかくとして他諸々全般的に云えば、
あざとさが無くて、ただ内容だけが良い。
無駄な場面がない。
間延びする展開が無い。
背景、モデル建築のロケーションの充実。
車や露天風呂、図書館?など念入りで過不足無いハード描写。
小学生女子が実家の高級旅館に住むことになって、幽霊や友達との交流も有りながらのドタバタ奮闘記で間違いないのであるが、そしてこんな絵柄なのにだが、『死』が近くにある。
見終わって、これはおさない少女の『生』と『死』の物語りであったのだと、
その中身に圧倒されていました。
気楽に見れる気楽なア二メであることも、その通りでまちがいないです。
たくさんの人にみてほしい、です。