最近のコミック *3
ヤオチノ乱(1) 泉仁優一 (著)
忍者ものはNARUTOの大成功によって反って描き難くなった。
超能力と超体術に特化しないと忍者でないみたいな空気がジャンルの首を絞めることになったのか。
そこで忍者の本来業務一環である諜報組織である面に光を当て、体術もリアルベースで都会の隅々を舞台にした本作。
期待の新人漫画家らしい大きなコマ割りでも筆遣いは力強くて、同時並行の視点を巧みに捌きながらスリリングで盛り上げていきます。
『現代に忍者は生きている――。
「八百蜘」なる一族に生まれ育った少女・キリネは、とある「大会」に参加していた。
日本代表の忍者を選抜。その実態は、四日以内に他の参加者を間引かなければ自身が絶命するという凄絶なるサヴァイバル。』
欠点があるとすれば本シリーズが3巻で終わってしまっている事。
きちんと話の首尾は終えているものの、もっともっと世界は広がりそうなのに、ちと残念。
山と食欲と私 1巻: 信濃川日出雄 (著)
ヤマノススメとかゆるキャン△とかから、キャラ達の戯れ合いとか友達情緒をバッサリ抜いて、社会人女子の山飯場面にフォーカスしたようなのが本作。
そんなのではフレンドリーな良いとこ無いじゃないかと見る向きも多かろうが、淡々と山の場面と飯の場面が続いていくのは、人造的な物語に立ち入らない気楽さ??があるようでとても楽に読める、と見る人も少なからずいると思うよ?
本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第二部 「本のためなら巫女になる!2」 本好きの下剋上 第二部 (コロナ・コミックス)
鈴華 (著), 香月美夜 (著), 椎名優 (その他)
原作ノベルありきの作品だけどよく出来ている。
コマが大きくて白っぽくて画も大きな作品だけど、画にしてみると意外と情報量が多いのに原作対比で驚いたりする。
のほほんとした感じでも、神殿では売春めいた事がかつて行われていて、それは直接に描かないのだけどその周辺をなでるような話の展開はノベルでも本コミックでも不思議な奥行き感を与えている。
コミックでは2作家が並列して進行していて双方とも馴染みやすいのだが、少し前に始まったアニメにはどうにも馴染みにくいのは困ったことだとか、思ったりもしてます。
本好きの下剋上?司書になるためには手段を選んでいられません? 第二部 「本のためなら巫女になる!2」 本好きの下剋上 第二部 (コロナ・コミックス)
- 作者: 鈴華,香月美夜
- 出版社/メーカー: TOブックス
- 発売日: 2019/10/05
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空の青さを知る人よ 10月11日公開 観ました
大作や話題作は、この頃は見る前から気構えてしまって見る前から見たような批判や残念疲れ?でモヤモヤして、見るまでも無いかとか勝手に見たい気持ちを流してしまうのが最近おおい。
空の青さを知る人よ --- ツイートやブログでポチポチ好評だったので、予備知識が変に溜まる前に観ることにした。
『 あの日見た花の名前 ・心が叫びたが の監督・長井龍雪、脚本家・岡田麿里、キャラクターデザイン&総作画監督・田中将賀が再結集』
少年少女と中年初め、この辺りの気持ちや感情の落差や揺れ動きをスムーズに、でもしっかりと描いた素敵な小品です。
大作のように観るのに疲れたりしません。
あの花、のようなシチュエーションにヒロインでは無くて、サブキャラの過去と現在に出会うことになるストーリーが、地味に見えても飽きさせません。
いい作品でした。
けっこう多くの映画館で上映されています。
特典でクリアホルダもらったが、トシヨリにこんなの呉れても困る。
白銀の墟 玄の月 十二国記 読み半ば
1巻読んで2巻半ば以上読み中。
荒れ果てた世界で、その因となるものは悪政というよりも無為に行き着くという、対立と対決を見いだせない不思議な展開。
別に純文学であるのならば面白くもなく悲惨な話ばかり続いてもおかしくはないのだけれども、これが面白いのだから不思議なところ。
民が死んだり棄損されたりする話がぽつぽつ挟まれると、普通なら気が滅入ってきて名作でもこの小説読むの面倒だなとかにも成りかねないのだが、書を開けば巻を置くに能わず、といった引きの強さが1巻半ば過ぎから続く。
これはどういうことなのだろうかと思うに、やはり小説が描く豊饒な世界、悲惨とか幸福とか戯画とかという性質ではなくて、小説の厚みと深みがやはり十二国記はちょっと違うのだ。
遅々としているようでも麒麟は天界に足懸りを付けるし、地上で主君を探す一行はゆるゆると手掛かりの範囲を狭めつつある。
3巻は 11/9 発売とかで、ゆるゆる読んでもそこまで持たせられない、あと半日か持って2日で2巻読了だろう。
でも、鉄板の愉しみが有るというのは良いものだ。
前々の作までは、こちらのホワイト文庫で持ってます。
コイン駐車場トラブル
先日、土日だったら15分以内だったら無料の駅前コインパーキングに車を止め、ササッと用事済ませて車に戻ると駐車チケットが無い。
いつも車ドアの肘掛にある窪み、コインとかチケット入れるところに何もない。
服のポケットかと思い直してあちこちポケット探るが無い。
窪みから落としたかと下を見ても、ドアを開けてよく見ても無い。
困った。
いつまでも困っていても仕方がないのでパーキング出口のところの、緊急連絡用の電話を取って連絡した。
…… 出るときに見るディスプレイの、チケット紛失の所を押して外に出てくれ、というので、それなら幾らかかるのか?と聞くと5000円か1万円かかる、とのこと。
ほんの10分なのにと言っても入庫時間が確認取れないので仕方がないと。
よくチケットを探してくれ、後でチケットが見つかったら領収書を取っていれば事後清算は可能 ……
五千一万はないよと、まず車の周辺を探す。
二回目でも探す。ポケットから落ちたかも?
用事に行った道筋の道に落ちていないか下を向いて探す。
店に戻って駐車チケット落としてなかったか聞く。
ないない全く無い。
そんなこんなを繰り返したりで変な冷や汗が出てきて、もう五千一万もやむなしかと思いつつ、もう一度ドアの下を見る。
念のためにイスの下を覗き込む、あった。
注意せずにドアポケットの所にチケットを入れて、入らずに落ちてしまったらしい。
落ちる時ちょっと角度がついてイス下へ。
そんなに深くは入り込んでいないのだが、上から見下ろすとちょっとの角度差で見えなくなってしまう。
結局30分弱かかって料金は100円でした。
数か月前に別コインパーキングでは500円コインのお釣が出ないトラブルに遭って、この時も電話口で数10分揉めていました。
それからは釣の要らないよう100円玉確保には注意していたのですが、今度はこんな目にあうとは。
みなさまもご注意あれ。
近場で泊、京都スタア・バーとか。
ザ ロイヤルパークホテル 京都三条。
堂々とした名前のホテルだが高級シティホテル。
ただ三菱地所が三条の一等地を押さえて展開しているだけあって高級感あり。
当日朝6時前に電話して当日泊をとった。
ネットには空き室無しとあっても、当日予約処理は予約担当からフロントに移っているので、電話してみると意外に適正価格で空いているもの。
大半が欧米系外国人の宿泊だった。
先斗町の路地。
人は外して撮るようにしていたが、細い路地には欧米系外人ばかりで、なんだか日本文化アトラクション会場にいる感じも。
京都スタア・バー
先斗町を北上しつつ、さらに暗い細い路地を曲がると中ほどにあり。
撮っていないが最初のギムレットが美味でした。
甘さ・ライム・ジンの強さが混然と調和。
あと2杯は安易に走った飲み方。
養命酒のジン・香の森をいただきましたが、これはビミョー。
ここではカクテル狙いが王道か。
サルそば大。
高瀬川。
鴨川とスタバ川床。
蚊に刺されてちょっと腫れました。
翌朝7時前、商店街はまだシャッターのまま。
途中にあった足袋屋。
イノダコーヒ本店。
ミートローフセット、1300幾らか。
パンは小さいがサラダもミートもポリュウムありました。
これに珈琲が付きます。
クラッシックなストレートに苦いコーヒーなので、ミルク角砂糖のデフォルトにしました。
おしまい。
カクテル3種
http://oidon00.hatenablog.com/entry/2019/11/03/201008
http://oidon00.hatenablog.com/entry/2018/05/13/173105
映画 このすば『紅伝説』、見ることにしました。
映画 この素晴らしい世界に祝福を 『紅伝説』
今のアニメの力作や話題作をまだ見ていないのだけど、最近この頃は何だか気合いを入れて観るようなのは億劫な気分なので、このすば紅伝説、難波TOHOにて見ました。
そこそこは観客入ってました。3割ていどか。
映画サイトでも概ね好評で、一部では『テレビと同じこんな映画はテレビで見れば十分』との評もあったが、この言葉はむしろこの映画にとっては誉め言葉で、テレビと変わらぬ面白さを見せてくれる。
そのぐだぐださ、低レベルに走るモチーフ、無駄にこだわりを見せる作画も多々挟んで、テンポの良さはテレビを上回り、世界を救ったりはしないが似たような成行きもシリアスでないから安心して観ていられる。
天気こどもや京アニ映画をスルーしてコチラに走って仕舞いました。
残暑明けでつかれていてもヘラヘラと楽しめる映画でした。
再読、再読
満願 (新潮文庫)– 短編集2017/7/28 米澤 穂信。
刊行当時にもよんでたけど、いやあまたまた面白かった。
内容は忘れていて、だいたいの感じは覚えているのだが細かい会話や展開はどうだったかな?で、面白い小説なら忘れてくれるのも中々いいもの。
初読の時はストーリーの筋に追われて、ついつい急ぎ勝ち読書になってしまったが、文章をじっくりと楽しめることができた。
ことさら楽しめたのが『関守』
うっすらとこれはああだよねとは覚えてはいたが、どう結末に持っていくのかがさっぱり忘れていて、とても良かった、初読なみにたのしめた。
寂れた山中に事故の多い魔のカーブ?があるのだが、雑誌記者が紙面を埋めるために取材に行くのだが、古いドライブインというか休憩所の老女とのやりとりが、次第にじわじわくるような感じが、事件とも事故ともつかないような感じがいいです。
ちょっと的外れな言い方かもしれないけど、ミステリ一般に意外な動機を構築できればミステリは成功したも同然との言い方があるけど、そうじゃないんだけどある種のその仕込み方にはホント感心しました。
ヴィンランド・サガ (アフタヌーンコミックス) Kindle幸村誠。
昔に王子覚醒?あたりまで読んだのだけれども、しばらく放置していて、今回アニメ化もあってイメージがリフレッシュな再構築が脳内でありもあって、読み始めたらこれもまた面白かった。
長いコミックが面白いままずっと長く読めるのはホント楽しい。
コミックはどうしても流し気味によんでしまうけど、丹念に読み込む楽しさは、このような厚くて太くて長いストーリーと合わさったら、むなんか愉悦ものでしたね。
活劇が控えめになる奴隷編もすんなり読めて、お盆にあかせて、じっくりですが一気に22巻の完読でした。
ヴァンピアーズ(1)(アキリ 著) 1話読んで面白かった。
ルビンの壺が割れた
たいそう面白かった。文章も構成も練られている。
安心して、本の世界の面白さに委ねられる小説。
もっとトリッキーな大仕掛けな小説かとおもったがそうでは無くて、文章と進行の着実で的確な進行でグイグイ引っ張ってくれる。
読み終わって振り返って見ると、ややバランスや設定により自然らしさを求められなくもないが、広義のミステリーにおいて此の程度は不自然ではないと私はおもう。面白さや面白い小説が嫌いなら話は別だが。
売らんかなの派手毒な装丁と表紙だが、地味でシンプルなそれだったらもっと面白かっただろうが、それだと読んでくれなかっただろうと言うのも無名とか覆面ならそうかもです。
カバーを掛けてもらって読んで下さい。楽しめます。
この小説では意外な事実や思わぬ展開もあるが、巻が閉じた後に、果たしてあの部分は語り通りの事実だったのだろうか真実はこうだったのではと推測してみるのも又一興。
DCモーター扇風機、買った。
すごく微妙な風をだす。
というか繊細いな風がDCモーターの本領発揮か?
最初は風来てんのかと手顔を近づけたほど、最小ではそんなかんじ。
中くらいではやわらかいがしっかりとした風をだす。
8段階の風調整は余すところは無いだろう。
音は最初はちょっと慣れない高音でとまどう。
音量自体はノーマル扇風機より静かだが、慣れない違和感でうるさいと感じる人もいるだろうか。
私は使いだしたらすぐに慣れた。
静かな扇風機だと思う。
サイズが小さいのでちょっとした持ち運びにとても便利。
普通型?の6・7割方の大きさ。
上下にも首振りができて、座って作業しているときに下から上に舐めるように風が身体に来るのはいいもの。
エアコンとの併用で、エアコンが微妙なアイドリング状態にあるときには僅かな風でも涼しいし、就寝時は微妙で繊細な風が役に立つ。
左右と上下の動きを同時にかませると、3Dターンと称する奇怪な動きもしてくれる。
デンプシーロールみたいな首振りです。
家電販売店であれこれDCモーター扇風機を見たのだが、持ち運びのコンパクトさとACと比べての静かさで選んだ。
DCモーター扇風機は高級品が多いので、その中では安価だった。
ここ20年くらい?は3000円以下の安い扇風機狙いだったので、今回はちょっと方向と嗜好を変えて選んでみた。
DCモーター扇風機にも奥深い選択肢がありそうです。
けっこう満足して使ってます。
ただ、Amazonで価格見てみると店舗価格より3000円すこし安いのには驚いた。
実店舗で見て選んで実物を持って家に帰るというのも、こういうのも贅沢なことになってしまったのだろうか。
まあ手間と待ち時間を、買いたいその時にどう考えるかだろうけどね。
シャープ 3D 扇風機 プラズマクラスター DC リモコン付 空気清浄 消臭 ホワイト PJ-J2DS-W
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あり金使えホリエモン ・ 乙女どもよ。
あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる--堀江貴文
ホリエモンの本は『その人の勢い』を買うものなんだな。
誰よりも今を駆け抜けている人物が見る事の出来る視点というものか。
今回参考になった一つが満員電車や人混みが過度のストレス。
だからタクシーに乗れ特急シートを買え、そして人ゴミの圧迫空間から逃れて貴重なセルフタイムに入れ。
お金より遥かに貴重な資産は時間だ、との視点。
氏の言葉は配慮も保留も条件もあえて外して言い切っているから、
慎重な読み手で理路構成に注意深い人には一見暴論にも見えかねないが、
それはストレートさを第一とする氏ならではのスタイルから来るものであって、
読む方に求めるモノと探す姿勢が有るのなら、
与えてくれるモノは有るとおもう。
荒っぽい決め付けの言葉の数々に見えて、こうした方が楽だしうまく行くよという、読者への優しい示唆がおおくあったと思う。
荒ぶる季節の乙女どもよ。(岡田麿里, 絵本奈央)
アニメも楽しいけどコミックも楽しい、一粒で二度美味しいみたいな。
コミックはアニメの良い感じそのままだけど、話は逐語訳の様なそのままでなくて結構飛ばしたエピソードもある。ページ丸ごと一枚絵とか、大きな絵が多々あってもだ。
話の膨らませ方そのパートがアニメとコミックでは違うのだけど、どちらも自然だから気にならない。
きわめて良作かと。
荒ぶる季節の乙女どもよ。(1) (週刊少年マガジンコミックス)
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荒ぶる季節の乙女どもよ。(2) (週刊少年マガジンコミックス)
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書店に行かなくなった。京極・天狗
大きな書店へ行って本をあれこれ探したりしていたら、そんなことは久しぶりなので、
すっかり書店に行く習慣が自分から無くなってしまっていた事に気づいた。
少年から青年にかけての時期などは通勤通学時の書店に帰り際にそれこそ入り浸っていたのになぁと。
本の配置など下手なアルバイトより詳しく知っていただろう。
それが今ではすっかりAmazonkindleのお世話になって、コミックなんて嵩高いのでほゞkindleだし、実体書物でも安価狙いや品薄気味の本などはついついAmazonを頼ってしまう。
みんなそうだと思うけどね、でも本屋に行ってみて、つくづく本屋に行かなくなったと身に沁みたりしました。
今回本屋に行ったのは大した本のことではなくて、京極夏彦のミステリが昔馴染みな感じで面白かったので、その関連する連作辺りをチェックしにきた、という程度。
同氏の魍魎の匣につらなる一連の百鬼夜行シリーズのファンで、その衒学と博学と怪異っぷりには魅せられるものがあったが、大作長編はしばらくお休みのようで、近年は時代小説や歴史ものに妖怪や怪異を漂わせた作品を多々出していたが、そんなのは面白いのだが余り私の心中にはこれと届いてくるものではなくて、ここしばらくは氏の新刊からは離れていた。
読んだのは 『今昔百鬼拾遺 天狗』 (京極 夏彦) 2019/6/26
京極堂の妹が探偵役で、本編大作の衒学の厚みこそないものの、京極ミステリらしさは楽しめるものでした。
こんかい出版側も面白いことをやっているようで同シリーズを異なる3出版社から同時期に刊行するというもの。
版元を横断してのイベントは実物書物の購入を盛り上げようという、たぶんそんな狙いがありそうです。
『波』の7月号に著者インタビューも載ってた。
調べてみたら同シリーズで名前が紛らわしくて読んでない連作もありましたので、出版社の狙いに沿って、後3冊ほど書店にて対面購入予定としております。
劇場版青ブタ ・ ガルパン最終02
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない。
Tジョイ京都でみた。
これとかガルパンとかは奈良では上映されない。
アニメで上映されても奈良市あたりでなく橿原あたりになることが多い。
奈良市は劇場版ア二メ受難の地。
テレビ放映分青ブタ全部見ないととかファンでないととかではなくて、今までのエピソードが全部伏線になっている。
この全体構成は大したもの。だからこの劇場版は静かなクライマックス篇。
だからと言うかやはりテレビ放映から少し時間が経過してしまったのが惜しまれる。
ファンならシリーズ全部見直してから映画を見て楽しめただろうとおもう。
文句を言っているのではなくて贅沢を云えばの話。
結構厚くて複雑でもあるスト―リーをダイジェストに墜ちることなく整えて、時間遡及とか過去改編とかをSFタッチではなくラノベだからこその軽々としかもセンシティブに書き画く。
アクセントも効いていた。
事故の効果音に背筋が凍りついた観客は多かったろう。
ガールズ&パンツァー 最終章第2話
梅田ブルグ7 で見る、料金は1200円一律。
ドルビー7.1 でブーストして整えているので、この映画館流石に音は良い。
他館より梅田ブルグ7を選ぶ理由になるくらい。
庭園戦、凹地攻略、水のカバさんと劇場版本篇の焼き直しと言えなくもない展開もあるが、そこはこれアトラクション映画なのでバリエーションとして出来が良いので何の文句もない。
フランスBC学園のあとはチハタン戦となる。
敵役としてはBC学園が華やかだったので、チハタンだと地味に感じられるのが残念な点。
最終章第2話、今回のベストはBC庭園戦とマリーの可愛らしいアクションでした。
青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない 『青春ブタ野郎』シリーズ (電撃文庫)
- 作者: 鴨志田一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2016/12/10
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