ライウイスキー
普通のバーボンでもライ麦は使っているが『ライ麦』比重に特化してつくっているもの、と理解している。
海外ドラマで見かけたウイスキーを飲んでみようかと、少し探していたのだが日本には正規輸入はされていない様でAmazon検索でも見当たらない。
先日ふとbarのマスターにこんな酒知ってる?と聞いたところ、見たことの無い酒ですがライウイスキーのようだしライウイスキーならこんなのが、と教えてくれたのが写真のリッテンハウス。
禁酒法あたりの時代の製法を守っていて、アルコール度数が50度。
はじめて飲むのでストレートがいいのだが、その時の気分として強いのがあれだったのでハイボールにしてもらった。
飲んで驚いた。
舌や口中のアタリがあまりない。
特別飲みやすくするために薄めて調整するようなbarではない。
ジャックダニエルのようなはっきりした甘さのような個性は無く、深々静々と口の奥に広がってた行くような、ちょっと意外な口当たりの良さ。
多分、ストレートで飲んでも比較的飲みやすいのだろう、ヒカクテキだが。
海外ドラマで飲まれていたのは Whistle Pig Rye Whiskey というウイスキー。
ブレイキングバットという海外ドラマで刑事役キャラが、異動になった上司を送るときに職場でグビグビと飲む酒だったので、そのカジュアルな感じから日本で言うと角瓶かだるまクラスの酒かなと思っていたが、1万円くらいのプレミアムなウイスキーであった。
いい酒を用意して一緒に飲んで送り出したかったんですね。
大きな酒屋に行ったら当然売っているものと思っていたら全く見当たりませんでした。
英字でグーグル検索かけるとメーカーのサイトが出てきます。
プレミアムな感じです。
世の中は贅沢志向でモルトにトレンドが振れていますが、そこから将来バーボンやライに振れることが、これから有るかもしれません。
そうしたらこんな酒も並行輸入されるかも?しれん。