Breaking Bad、海外ドラマ
ネットで複数人の評判良かったので見てみて・・・・面白い。
面白い。
海外ドラマ通しで見るなんで、昔のツインピークス以来。
あの頃はレンタルビデオ屋でvhsテープを借りてた。
今はネットでオンデマンドで見れるのだから大したもの。
私はAmazonビデオで見てます。
流石にnet環境がadslだと高画質で見れないが、通常画質でも劣化という印象はない。
比べればわかるんだろうけどね。
そろそろ光ケーブルに替えるべきでせうね。
ツインピークス、あれは訳が分からない内に終わったみたいで、それでも魅力で見せたのも凄いというべきか。
Breaking Bad、平凡な教師が困難な病気に係って・・・ という話なのだが、
犯罪とかの事件事象のハードな展開と、病気患者の人間日常の淡々としたシビアさというか、そんな両端を的確に描いてる、しっかりとした所もあるし弾けた所はホント弾けているし、一気に見れそうなドラマです。
1日で1時間classドラマも4話見たなんて、私にはちょっと無かった。
これはバイオレンスではないけど、たまに見せる暴力の雰囲気というか、ピリピリと肌に伝わりそうな暴力的な怖さとか、この辺はアメリカ映画ドラマ上手い。
サムペキンパーにも通じる伝統か。
犯罪絡みでアメリカ社会のいろんな場所や、メキシコにも場面は飛ぶのですが、それぞれ実地取材ロケに裏付けられたリアルさで見せてくれます。
一方でのホームドラマというか家庭方面。
アメリカでは健康保険制度がないから治療にも膨大な費用が掛かってしまいます。
日本ではありふれたCTスキャンMRI、放射線、投薬等々でも、私も家族の入院で日本のコストは大体知っていますが、日本に比べて、二桁違う高額に届きそうです。
この費用算出についての家族での悲喜劇とかも、アメリカ社会の表裏を見せます。
シーズン2の終盤、いろいろと伏線はあったのだが、えっーこうなるの、といった正しく『斜め上』展開があったりで、観る者の心を掴んで離しません。
最近はドラマなど見なくてアニメばかり見ていたけれど、こういうの見ると、敵わないなー日本では絶対作れない、とか思ってしまいます。
2期後半から、ファーストフードショップを経営する黒人男性が登場するが、彼の魅力的なことはホント中々のもの。
説得キーワードと、ハードアフターケアに、化学、を持ってくるなど人間洞察の深さとその行動力に圧倒されます。
あと、このドラマの魅力と言えば、このドラマは教養小説ではないけれど、現実や事件を通り過ぎて人が徐々に変わっていく、キャラの性格が厳しくなり優しくなり拒絶したり妥協したりする。
そして、彼ら彼女らは新しいものを掴んでいく。
もしくは、今まで投出したり見向きもしなかったものを、そっと拾ってみたりする。
善悪は別にして、『その人』が奥深くなってくる。
その変化が意外でもありながら十分に納得できるもので、それは主人公だけでなく脇役の数々にも及ぶ。
これは良く出来た長い物語ならでは魅力でしょう。
絶対に面白いドラマです。
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