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除籍本

Amazonマーケットブレイスで古本みていて、適当な価格の本がなくて、安いのは『可』レベルでちょっと汚れと傷みが強そうで、良さげなのは定価よりもやや高で、まあ狙っている本によってもその辺りの価格帯は違うんだけど。

 

古本で痛みが激しくても、実際に古本屋の店頭で自分で確かめることが出来れば、書込みや破れが多少あっても、そこそこで『まあこれでも良いか』とか思って買うことも有りそうだが、実物を見ないAmazonだとやや腰が引け気味になってしまう。

 

で1週間ほど前そんな風にAmazon見ていたら、『可』レベルの安いやつに<除籍本>、とあった。
あ、これはいいかもしれんと思ってオーダーしたら私的レベルでは『中古品 - 良い』レベルのOKのほんでした。

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<除籍本>とは図書館が公に廃棄した本です。
10年か何年かしらんけど、図書館によっても違うだろうけど図書館は公示して本を廃棄しますので希望の方はお持ち帰りください等々の処置をする。
<除籍本>とはその本。

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だからベストセラーとか人気作家の有名本なんかだったらボロボロになってるかもしれんが、一般にはあまり読まれない作家なら、そこそこのくたびれ具合だろうと推測でする。

 

図書館だったから透明ビニールカバーや分類記号シール、本のアイデンティティを示すバーコードなどが貼ってある。
そんなのが気に成らなければ、条件さえ合えば『可』レベルとされていても狙い目の本でしょう。

元図書館本として上記の様に加工されているから、Amazonでは自動的な感じで『可』レベルと分類されるのだとおもう。

 

たしか評論家の山本七平氏も除籍本の近世日本国民史を愛用していたとか読んだことがある。

 


ここまで古本漁りも便利に広範になってくると、ますます実店舗への足が遠のいてしまう。
もちろん実店舗でじっくり構えることは新刊と古本を問わず捨て難いもで、時として思わぬ本とのめぐり逢いがあるものだが、まずは足を運ばないことには話にならない。

 

まあいろいろと考えながら、右往左往してみます。