2016-01-01から1年間の記事一覧
ひさしぶりに村上春樹のエッセイを読みたくなって、未読のものを購入。 一時期つれづれなる時は、村上春樹のエッセイばかり読んだり読み返したりしていた。 村上ラヂオ まぎれもなく氏のエッセイなんだけど、なんだか物足りない。 内容も特に他エッセイと変…
Barに行くのは大抵平日。 早い時間帯に行って、2.3杯飲んで帰る。 近くでラーメンか丼でも食べて〆、とする。 最近は吉野家の麦とろ御膳が多い。 土曜は家の用事をしていることが多いが、たまにつれづれのひねもすで、barで時間を潰したくなることもあっ…
新選組遺聞 (新選組三部作・中公文庫) 子母沢 寛。 当時まだ生きていた江戸の古老からの聞き書きは、ただの小説とは比べるべくもない迫力がある。 新撰組、近藤や沖田の軌跡も言うまでもないが、かえって聞き書きの該当者というか話し手、例えば八木為三郎に…
映画・高台家の人々、配役は皆それなりにハマっている。 綾瀬はるかが美人すぎるとか、王子様役が硬質でやや沈痛なところとか映画で出来るのかとか、映像化を危惧していたが、好く配役をこなした。 テンポよく前半はコミックに実写の命を吹き込んでいたが、…
小説を読む楽しみを、この作者はきちんと提出してくれるのが、読んでみて何時もながら嬉しい。 職がなくて親類の古本屋でのアルバイト生活、本筋に沿って確かに物語は進んで、変に恋愛を絡ませたり、突発的すぎる事件も起こりません。 そんな冗長な物語的余…
2013年から愛用して、酷使していたネクサス7のLTEモデルが遂に動かなくなった。 最近ではいつものようになっていたけど、タッチパネルに反応しなくなり、電源を切って繰り替し待ってみても復旧しない。 しまいには電源を切っても直ぐに再起動してしまう。 …
もう何回も見ているのだけど、それでも自宅視聴ではそれなりの楽しみ方があり。 一時停止なりして途中で席を外せるのが良いですね。 この場面はどうなんだと、停止画面を熟視できるのもgood。 学校を追い出されてから廃校に一時住まいするとき、川でアンコウ…
少し前、古い百貨店をブラブラしていたら、『杖』売り場が片隅にあった。 お年寄りが突く杖、である。 よくみかけるプラスチック製とか軽量鉄製ではなくて、木製が主なるもので把手に凝ったものがあったりして高級品の品揃え。 老人になったら、こういう杖を…
日本に来た、という状況から、いよいよ主な目的である日本奥地へと向かう。 これはある意味、今の日本人にとっても未知の紀行となる。 江戸京大阪、街道沿いの街と違って、日本人の記録にほとんど残されていないし、後世において実態が小説とかに書かれるこ…
京都桂川に行くのにJR京都駅に行った。 新幹線の駅でなく、レトロな屋根具合がおもしろい。 ホームの真ん中に郵便ポストが突き刺さっていて、面白い絵だったのだが、そのかんじで撮ろうとすると若い女性数人をどうしても枠に入れてしまうので、しかたなく接…
ロードショーが終わって、昔なら二番館三番館と地方映画館を映画が拡散巡回していたものが、今やどうなっているのか、地方館の大半は淘汰されて無くなって、イオンシネマなんかに小奇麗に統合され、上映内容や時期については不規則で分かりにくい、というよ…
カスタムナイフが欲しくて買ってみた。 欲しくて、というより、そういえば時々欲しいと思っていたなぁと思い出して、もう歳だから刃物を持っても変にテンションが高くなることもないだろうし、出せる金の範囲なら買ってみようかと思った次第。 物は何がいい…
平日午前9時10分の上映という、あまり行かない時間帯に空いた時間ができたので行ってみた。 なんばパークスシネマ。 観客は12人くらい。 館内ど真ん中やや前、のベスト座席で見れたので、人が少ないのも良いもの。 時間取れれば、そんな時間帯も狙い目か。 …
大賞を取って周知のことだけど、コミック・ゴールデンカムイ、は面白い。 砂金を集めたアイヌの金塊の隠し場所を巡って、 日露戦争帰りの軍人、 アイヌの美少女、 脱獄王、 クーデターを企む軍人達、 新選組の生き残り、 奇怪な元監獄仲間達、 そんな輩が入…
中途半端な時間に大阪に出ることになった。 午後の半ば、快速電車に乗って大阪へ向かう。 私はドア近くの端の座席に座っていた。 途中の駅で女の子が一人で入ってきて、向かい側ドアを背にもたれた。 雑誌グラビアに載っているよな、玩具のような服を着た小…
今は音楽を聴く、と言ってもクラウドから流すのがメインに成ってるらしいので、freeのダウンロードfileなんて面倒かもしれない。 そうは言っても、まだまだ新しいツールやシステムな慣れない私などは、ちょっとそんなものに飛びついてみたりする。 『 Intern…
さようなら妖精、のサブキャラをメインに据えた短編集だが、独自の充実度と完成度は高い。 そこらにある下手な長編小説よりよほど読み応えがあった。 短編集の内容、といえば マスコミ露出の多いITベンチャー会社の秘書、 列車の人身事故現場で携帯写真を撮…
GUNSLINGER GIRLの相田 裕 が世界を一転して高校生の日常を描く。 ガンスリとの作画の違いに揶揄の声もあるが、画くべき世界に沿った充実した作画だとおもう。 ささいな感情のとらえ方、表現の仕方はナチュラルで、人によっては淡々とし過ぎて何も気づかない…
自然環境やヨゴ国市街のCG演出は見事なもの。 CGでありながら自然の静けさ、市街の人と店が溢れる雑踏、守り人の世界を一気に具現化して、原作読者も頷かせるものではなかろうか。 綾瀬はるかのactionも良く出来ていた。 本人の体術というより、躍動感のあ…
アニメの脚本で、よくありそうな悪い例といったら、例えば、ラノベ読んでアニメの絵になりそうなところのページをハサミで切り取る。 最後まで一応よんで、切取った部分の会話をまとめて脚本とか絵コンテとか書いて、少々の辻褄合わせして出来上がり。 まさ…
ガルパン劇場場観た後、2回目見て唸ってしまい、いろいろあって梅田ブルク7 は馴染みの映画館になった。 先日、古本屋の店頭棚卸に積み上げられてた2冊がこれ。 思わず買ってしまいました。 昔々に知ったシリーズだけど、ガルパン見なければ、例え一冊100円…
冒頭エキビジジョン戦で、継続高校が参加せずに偵察高所トラックの搭上から観戦してる場面、ここで館内に風が吹くのだけど、映画館で風に吹かれるのは心地よいものです。 香りはどうなんだろう。 戦車大集合なので、本来なら軽油とかガソリンとかオイル匂い…
電車、静かな少女。 電車の中、座って参考書みて試験勉強をしている女子高生。 小柄で細身、縁のない眼鏡、参考書には付箋やらマーカー跡多数。 集中して本を読んで身動きもしない。 彼女にだけ静謐な空気。 突然。 首を顎から前下方に突き出す。 左に首を捻…
待っていてもウンともスンとも変化が無い。 3回再起動する?とか、電源+音量小 を同時に押して緊急画面を出してリカバリーとか、いろいろとやって、その上で繰り返し同じ事やってみたが、起動しない。 https://support.google.com/nexus/answer/4596836 さ…
青空文庫の活動については尊敬すべきものだと思っている。 今年になって谷崎乱歩というビッグメームが没後50年で著作freeになったので、興味深く動向を見守っていたのだが、意外にも乱歩谷崎テキストのアップは遅い。 現在、それぞれ1.2作ほどのみ。 吉川…
江戸時代末、四国の松山藩の名家に生まれ、父親が藩の要職にあったために江戸住まいも長く、幕末にもなると時代の要請で京都の地にもおよび、地方藩から見た維新の波乱の歴史をも社会風俗を交えて、地に足の着いた視野で淡々と描いた自伝。 特筆すべきは、こ…
京都へ徘徊、良い店ないかなとか思って 鴨川 高瀬川 西へ歩いて振り返る アニメ有頂天家族、朱硝子のモデルになっている三条のbarノスタルジア 観光客でもbar初心者でも、極めて馴染みやすい店だとおもいます。 ビルの谷間の中華料理屋。 店員も皆中華系でし…
正月休みを利用して、響け!ユーフォニアム、を1話から全話見直した。 よかったです。 最初の学園ものっぽい雰囲気から、徐々に音楽要素が満たされてきて、 #08 おまつりトライアングル で一つのクライマックスを迎える。 ここからもう完全に、はじめからこ…
あらゆる新選組小説の元ネタとなっている本。 江戸時代、その当時の当事者・目撃者が存命している時期に著者が古老を取材して聞き取りまわって出来上がった、今日的にいえばノンフィクションに近い物。 純全たる小説読み物とは違うとは言うものの、こういう…
青空文庫に谷崎潤一郎「春琴抄」、江戸川乱歩「二銭銅貨」など登場(ITmedia ニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160101-00000016-zdn_n-sci … まだ1作程度でほとんど作業中。 探偵小説作家の大坪砂男は、孫に虚淵玄がいる。 また、高見 順の …