1518! イチゴーイチハチ! 5 (相田 裕) 新刊買ってよんだ。
このコミックは実物書籍で買おうか、今までシリーズ本屋で買っているし、と思って新刊後しばらくして本屋へ数回足を運ぶが、置いていない。
イオンモールの大きな本屋にもない。
奈良の本屋には無いのか?
大阪に出てた時、なんばウォークの人通りの絶えない店では、『 うちでは扱っていないシリーズ 』ということで、
なんばシティ旭屋書店は、『 新刊後は短期間しか置いていない 』ということで無。
確か何巻かは旭屋で買ったような記憶があったが、そういう状況らしい。
ここに来てないとは困ったなと思ったがフト気付いて、とらのあなへ行った。
店員は本の名前ですぐ反応した。
これなら奈良アニメイトならあったかもしれん?
たしかにガンスリほどは売れていないだろうが実績ある作家なのにコミック専門店?にしかないとは、書籍出版状況はコミックといえども厳しいよう。
普通の充実。
お決まりの学園もの展開に見えてリアルも見据えたコミック。
例えばたまにサブキャラ的に大人がチラとでてくるが、きちんと大人らしいのが魅力。
総じて楽しくて微笑ましいコミック読後なんだけど、目に見えない堅実さに裏打ちされているような、そんな印象?推測?もあった。
ガンスリのような過酷な設定の物語は、過酷でもフワフワのんびりした雰囲気を最初纏うことが出来ても、時間が経ち巻を重ねるにつれ、登場人物達は必然的に『過酷』に収斂せざる負えなくなって来る。
だからこそ、この1518 では普通の少年少女の心の波風皺襞を描きたかった、のだろう。
どんな状況であろうとも人のいきる輝きはかわらないのだと、いいたいかのように。