奈良で酒、一升瓶を買う
ネットamazonで日本酒を探していて、安いのないかなーとか、どこでもプレミアムな日本酒、寒梅とか久保田とか獺祭が、高価になってしまうのは仕方ないのかと見ていた。
そんなとき、そこそこ安いじゃないか、でも送料込みで同じくらいか、でふと出店者の詳細を見てみたら奈良市の業者。
これなら発注せずとも買いにいけるのではないか、と住所をGoogleMapるとJR奈良駅前の小さな酒屋、そこそこ古くて、品揃えが良いのでそこそこ有名な店らしい。
駅前は車道歩道が観光客対応の造りになっているで、車で行くのならば近くの有料駐車場に駐める必要あり。
こだわりの地酒・焼酎&Wine福森酒店
電車と歩きのときに店に行ってみた。
間口は狭く奥はやや広い。
店内は薄暗く三面が冷蔵ケースになっていた。
プレミアムな日本酒の品ぞろえが良くて、安い。
出荷元の酒蔵が地元価格で全国でも売って欲しいと思っていても、安売り量販店でも地元価格の二三割増しで売っているのが普通。
少量しか入手出来ないからと言い訳だが、実際は高くても売れるから安くしない、だろう。
だが、この店では地元価格で売っている。一般の二三割安。
いいいですねぇ。
八海山の本醸造を、2850円税込みで購入。
冷蔵ケース一番下に八海山ブランドが価格順に並んでいた。
そこでどうなるかというと、一升瓶を持って歩くことになる。
予め予想していたので、カバンは首ごと肩に掛けるようにしていた。
両手空けた状態で片手で一升瓶ぶら下げて歩くのだが、やや緊張感あり。
落とすと割れるし。
普段はスーパーとか量販店に車で乗り付けて、荷物はカートで運び車トランクに入れてと、実質家に着いてからしか酒瓶を持つことは、無い。
タイルとかアスファルトの歩道、車道の横断歩道を一升瓶持ってブラブラ歩くのはちょっと変な気分。
駅中含めて20分少々しか歩いてないが。
昔々は昭和中半まで、人はこんな気分で酒を買って帰っていたのか、酒買って嬉しいようだけど落としたら大変なような不安さもあってとか、そんなこと思いました。
写真はやよい軒で昼食前にパチリ。
店で酒を出してるわけではありません。私物。
数日後、家でのんでみると、雑味のない透明な口当たりで、ほのかに甘さがのこる。
普段飲みでも、自分へのお祝いでも、人へのお勧めの一献でも皆良さそうないい酒でした。