BLAME! 映画みました。
1000円で鑑賞のクーポンがあったので、なんばパークスシネマにて鑑賞。
4割ほどの入か、予想より客入ってる。
『 講談社漫画賞を受賞し、テレビアニメにもなった「シドニアの騎士」で知られる弐瓶勉のデビュー作を劇場アニメ化。』
惑星都市構造体、重厚なこの世界観は魅力的。
シドニアの騎士で完成された世界観が、巨大母船から惑星地下階層にところを変えて、劇場版の迫力の音響と映像を堪能させてくれる。
制作クレジットに東亜重工の文字。
脈々としたシドニアの血脈の流れ。
原作コミックはわずかだけ読んだけど、コミックから映画を観ると相当に洗練されている。
廃墟の都市構造体、階上も階下も果てがなく、技術も記憶も失われ、機械とプログラムだけが無目的に拡張と異物駆除を続ける。
サバイバルに明け暮れる村人と、
ネット遺伝子を探している主人公、
電脳化されて記憶が保存された科学者、
説明し過ぎない、全体の顛末をまとめ過ぎないリアルな経過する感覚が魅力的。
充実した、余すところの無いアニメ映画でした。
ヘルメットグラスに映る視覚情報処理も、先端と歴史劣化が合わさった、とてもいい感じのものでした。