著者は今まで、遠野物語から派生したような瑞々しく且つ現代風な奇譚幻談といった作風であったが、そんな今までのスタイルと比較して、若干エンターテインメントに舵を切ったかと思わせる歴史fantasy。 物語が一本の力強い線にように読者をグイグイと引張り…
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