カスタムナイフ購入
カスタムナイフが欲しくて買ってみた。
欲しくて、というより、そういえば時々欲しいと思っていたなぁと思い出して、もう歳だから刃物を持っても変にテンションが高くなることもないだろうし、出せる金の範囲なら買ってみようかと思った次第。
物は何がいいか?
まったく初心者で古川四郎のナイフは無いだろうし、ブランドでなくともしっかりとしたそれらしいものならよし、ということで、エムカスタ MCUSTA というメーカーにした。
個人の製作でなくメーカー製ならカスタムと言えないが、初心者なのでそこまでの拘りはない。
セミカスタム、というところ。
エムカスタ MCUSTA、関市のこのメーカーは、
『先端工作機を使い、精巧さは先人が残した磨きなどの手の技に学びこれらを結合させたナイフ造りは、マン(=人)マシン(=機械)カスタム(=精密加工)と言えます』と説明。
この会社を知ったのは、事務的にプレミアムなハサミを20年以上使っているのだが、これは結構荒っぽい使い方をしているのだが、ハサミに接着剤の跡もへばりついているが、これがいつまでも切れ味が落ちないので、ハサミに記されているメーカー名を調べてみたらナイフも造っていたということ。
あとはアマゾンで検索。
注文してから1か月半程で納品。
当初2週間ほどの予定が、1か月以上待たされた。
小さなメーカーだろうし、間に仲介の販売店も入っているからそんなものかもしれない。
特に説明書も宣伝文もなく、小さな箱にポンと入っていた。
ハンドルのアフリカ黒檀は水より比重が重いらしく、ずっしりとしたバランスのいい手応え。
当たり前だが本格的な刃物。
机のうえで刃を伸ばすと、ちょっと緊張する。
ライナーロックがどういうものか判らなくて、伸ばした刃を折りたためなくて、しばらく右往左往。
刃の下、ハンドル上部内側にギザギザの金板があり、これを手前にずらすと刃の固定が外れる。
ググって見たらナイフ販売店のホームページに書いてありました。
もちろん日常に使う用途はない。
だから家に来た封筒の開封なんかに使う。
刃が長くてよく切れるので、ちょっとした緊張感を楽しんでる。
持ち歩く気にはなれない。
ささいな趣味というより、雰囲気のものです。