oidon00のブログ

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読書雑記

この1年余りで読んだストーリーものから。

 新本格魔法少女りすか

 未完とは知らなかった。3作でまとまっているが残念。長編だがコンパクトでトリッキーな展開は魅力。

 

新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)

新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)

 

 

 伝説シリーズ  厚い布団のような安定した読み応え。近年の西尾氏の力技だが、よくもまあ物語の中で滞在し思考していられるものだと感心。

最新作の悲業伝はまだ読んでいない。

 

悲業伝 (講談社ノベルス)

悲業伝 (講談社ノベルス)

 

 

インシテミル

 ダンガンロンパの原作と思ったほど? 著者の作品では閉鎖的ゲーム的過ぎるよな感想。面白いけど私的には合わない

 

インシテミル (文春文庫)

インシテミル (文春文庫)

 

 

終物語(下) 

近代ファンタジーの古典的展開を此処でもってきてall-starキャストみたいな感じにシリーズの終わりに持っていくのはミゴト。

 

終物語 (下) (講談社BOX)

終物語 (下) (講談社BOX)

 

 

占星術殺人事件

歴史推理のようなスタートで戸惑ったが中盤から小説らしくなってくる。

たまには本格推理を読むのも良いもの。

メイントリック以外にも色んな小説的伏線やトリックが噛まされているので、マニアが研究しがいのある作品だと思う。

 

占星術殺人事件 (講談社文庫)

占星術殺人事件 (講談社文庫)

 

 

珈琲店タレーランの事件簿  

テレビのコマーシャル前の引きみたいな手法もあって、そこまでしなくとも面白いのにと、面白くし過ぎでなんだか笑ってしまう感じ。

そんな感じで、02巻が良いです。

 

珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

 

 

ビブリア古書堂の事件手帖

 作品薀蓄衒学がしっかりした魅力。

文学少女シリーズよりもこちらの方が馴染みやすいか、ゴーリキは残念でした。

 

ビブリア古書堂の事件手帖(6) (カドカワコミックスA)

ビブリア古書堂の事件手帖(6) (カドカワコミックスA)

 

 

黒後家蜘蛛の会  

 上記2作は、こんなアシモフのような短編集にみえるが違う。

こちらは古典的な、個人伝奇に走らない短編ショートミステリの見本。

 

黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)

黒後家蜘蛛の会 1 (創元推理文庫 167-1)

 

 

境界線上のホライゾン

アニメでは登場してないけど、ミトツダイラのママンbattleが好きです。

何巻かわすれたけど、武蔵勢の代表との血と脂にみちた凄惨な対決もよかったです。

 

アニメの続きは、境界線上のホライゾン 03 〈上〉から

 

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (3)上 (電撃文庫)