リーガルのデザートブーツ
昭和のおわりくらいに買ったもの。もう少し前か。
リーガルのベイシックなローファーが1万円くらいだったころ、その頃で此のデザートブーツは1万五千円くらいだったか。
今はもう、生ゴム靴底のデザートブーツは販売していない、らしい。
靴紐の先、棒のように細くまとめられている部分が解れて、使い難くなって箱に入れて片付け、10年以上は放置していた。
放置したことも忘れていて、1年前に大掃除の際に箱を見つけて、箱開けてびっくりでした。
ミンクオイルをたっぷり塗り込んでリフレッシュし、ボチボチと又履き始めた。
柔らかい革と生ゴムで足首まで覆って、寒くなる頃には好いのだけれども、ホントに寒く凍えてくると、生ゴムが固くなってしまう。
靴底がまったく曲がらなくなるのだ。
履き始めてしばらくは下駄をはいているようなカツンカツンとした感覚。
ああこれも嫌になって履かなくなったんだと思い出したり、もちろん30分も履いているとやや解れてきて普通になってくるのだが、出勤スタート時点で歩く状況での不快さは見過ごしがたかったのだった。
そんな感じ、おもいだしました。
昔に比べて持ち靴のバリエーションもやや増えたし、寒む寒むしくなる前まで履いていればいいとか、そんな今の方向性。
靴ひも先は黒ビニルテープで巻いて止めて対処しました。
まあ、気のならない程度の出来です。
・・・・・
先日久しぶりにデザートブーツの手入れ。
ミンクオイルをベタベタ塗り込めた後、ふと思いついてシュークリームを塗りました。
1日置いてから触ると、とてもいい出来です。
ツルツルシコシコで、プリッとした感じもちょっとあって、瑞々しい革の官能性が、おおげさだがあるようで、思わず笑みがこぼれます。
オイルの後のクリームが、好い感じにオイルを皮に馴染ませたのでしょう。
ベタベタ感がない。
まあ、日々の小確幸、というやつです。
良い靴を履く、また楽しからずや、・・・でした。
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