Nhk bsドラマ プリンセスメゾン 第1回「わたしのいえ」 見ました。
原作コミックでは描かれない様々なことを手際よく充実させ、じっくりと見せます。
小説やコミックの映像化には、極端に言えば原作の余白を埋めていくタイプと、原作をネタにして独自の展開をするタイプがあるが、初回を見たところ前者のようで安心。
キャストの顔写真だけ見たときにはピンと来なかったのだが、動いて演技してみると皆さんハマっていた。
ただ理子さんはもっと華やかな感じがほしい。
1話にしてホームレス風の大家?や♬東京砂漠が投入されたのには驚き。
また、原作コミックの会話が一部削られているのもあったよう。
原作は決して情報量が多いとか冊数が嵩張るというわけでは無いので、これはあれだろう、連続ドラマ8回にわたるので群像的描写の伏線だったりメリハリになる言葉の温存?だろう。
マンションばかりではなく、人と家を描く作品でもある。
実家に帰るキャラもあり、地方に居住を移すキャラもある。
記事や小説的のように言葉や理屈でかくのではなく、大きなサイズだったりシンプル絵で、尚且つ陰影に富んだ感情もサッと描いているのが原作。
今回の、このドラマはなんだか期待できそうです。
ところでトマト缶を両手で持ち上げて開封しているシーンがあったけど、あれ中身がこぼれないかとヒヤヒヤして見ていた。
安い缶だとプルトップが千切れて、缶切りを使う羽目になったりする。
まあそんなトマト缶はモデルルームの定番置物、それを料理トライに絡ませたり、ちょっとした脚本の遊びもありでした。
http://www.nhk.or.jp/pyd/princessmaison/