身辺雑記、メモしてたものから。少女、サイゼ、ツインテ
電車、静かな少女。
電車の中、座って参考書みて試験勉強をしている女子高生。
小柄で細身、縁のない眼鏡、参考書には付箋やらマーカー跡多数。
集中して本を読んで身動きもしない。
彼女にだけ静謐な空気。
突然。
首を顎から前下方に突き出す。
左に首を捻って、バキバキバキ音。
右に捻って同じく、音を立てる、バキバキ。
静謐少女から鶏ガラに変わった。
サイゼリアで性欲。
高1あたりの男女。
子供っぽいというより、知性があまり脳に入り込んでないイノセントな感じの二人。
二人共、障害がある訳ではなさそう。
女は勉強かなにか書き物してる。
男はその女の胴にしがみついている。
男は女の書き物の邪魔はしない。
そのダイナミックな男の態勢ら関わらず、抱きつきという行為が抱き締めの力行使に至らず、からだの接触に留まっているらしい。
それでも男は腕を廻して女の胴を抱え、時々頬を合わせたりする。
サイゼリアで。
見苦しいが、二人の世界。
抱きつかれて書き物してる女はともかく、男はもう将来駄目だろうな、とおもった。
ツインテ、でも。
朝、電車で座っていた。
ふと前を見上げると、きれいなツインテール。
左耳の上から括った髪の流れが綺麗なS字形を描いている。
右方にも目を寄せると同様。
いい感じだけどテールとテールの中央。
薄いがそれなりの厚みのある化粧。
微妙な顔の膨らみ具合。
目元の皺の寄りぐあい。
中年に達しようかという年頃。
・・・中年女ツインテは気持ち悪い