oidon00のブログ

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正月にみたアニメとか本とか

正月休みを利用して、響け!ユーフォニアム、を1話から全話見直した。

 よかったです。

最初の学園ものっぽい雰囲気から、徐々に音楽要素が満たされてきて、

#08 おまつりトライアングル で一つのクライマックスを迎える。

ここからもう完全に、はじめからこんな音楽ものだったと思わせるくらい、というかここからの各話の充実ぶりは目を見張るものがある。

 

各話を一つ二つ見て、海外評など見返して、アニメファンの弾けた騒めきを今更ながら共有して浸って、最後のコンサートまで雪崩落ちましたが、ほんと至福の時でした。

http://fromdistant.blog.jp/archives/cat_800108.html

 

 

SHIROBAKO

いままで1話は1番面白くないと思っていたが、見直してみて1話から世界観全開で引きつけている。

なおかつ2話の凄さ、途中からの作画やり直しという大事業は、白箱完走した視聴者は初見よりもっと正確にこの面白さが判るに違いない。

 

 

ボトルネック (米澤 穂信 新潮文庫)– 2009/9/29

極めて近い、近すぎる並行世界ものとも言えるのだが、相変わらずというか、昔から米澤穂信は達者な腕前を見せる。

 

説明より、

東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した……はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。

 

違う状況への手探り振りというか、進め方の独特のリアリズムには納得させられるものがある。

もちろん、そんな『飛躍』を取入れた小説なのだが、読み終えて、その『飛躍』振りが地を這う様で、なんというか上から来ると思っていたものが足元を風を切って過ぎ去っていったといか、此の頃の作者は設定にエッジの効いた作を出してるけど、実に成功した作品だと思います。

やや、本作は言葉足らずかもしれないが、それも計算づくと思われます。

 

この作品はミステリでもあるのだが、果たして何のミステリなのかというのが、上手い所であり肝でもあります。

 

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

 

 

宝箱―TREASURE BOX―/プラチナジェット(TVアニメ『SHIROBAKO』新オープニング/エンディングテーマ)(初回限定盤)

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TVアニメ『響け!ユーフォニアム』オリジナルサウンドトラック おもいでミュージック

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