ルパン三世 カリオストロの城 ( デジタルリマスター版 )
TOHOシネマズ なんば・別館
1日で午後1回のみの上映、なんとか見に行ってきた。
1200円
カリオストロ北の塔に侵入して、そこでのルパンとクラリス会話。
そのロマンチシズム。
暗い室内、小さな花を渡すルパン、ここから地下牢転落、脱出。
そして北塔の屋根上の救出劇の動と静、血の色。
この辺りの一連の流れがこの作品の白眉であって最高であって、今なお色褪せない感動を伝えてくれる。
クラリスの、耳の無いウサギのような顔。
終盤近く、画面を埋めるくらいのクラリスの顔アップは、シンプルな線と色だけなのに、おそらく宮崎駿の入魂の作画、流石にかわいいです。
昔の当時、続編の打診が宮崎駿にあったとき、『ルパンの娘なら作ってもいい』と言って結局続編は話が折り合わず流れてしまったらしい。
ルパンの娘、観たかったなぁー、企画書か絵コンテでもジブリに残っていないものかしら