やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9(イラスト完全版) [Kindle版]
やはり俺⑨
ガガガ文庫 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。9(イラスト完全版)
- 作者: 渡航
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: Kindle版
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今回はkindleで買いました。
夜中10時頃に布団の上で買えたりするから、やはり電子は便利。
本棚にある実体文庫との整合性もあるけど、電子書籍の普及期ではそれも止む無しでしょう。
Kindle価格¥756(税込)で ポイント302pt (40%)だった(4月までか)、も買う弾みになりました。
ヒキガヤの失墜と低迷、そして復活と再起の物語。
過去の数作で見せていた、皮肉に満ちた唐突な鋭い展開・・・ではなくて、ごく真っ当で実直な、少年少女が不器用に頭をぶつけあうような話。
でもこれが素晴しいと思います。
彼も彼女たちも、ここまで来たのかと感慨があります。
本作は9作目だけど、全体的には波があるけど、作ごとに中身がよくなってきています。
本作の最初あたりで、遅々として進まない会議の描写があるのだけど、これは学生イベントの話だけど、自分oidon00が個人的に仕事で係った不愉快ウンザリ会議の事を数多く思い出してしまって、とても不快な気持ちで暫く読んでいました。
まあ、こういう現実の困ったところの表現が、何気に作者、上手いんですね。
だから現実との接点で、饒舌なのにシビアに苦闘してしまっている主人公たちが生きてくるんですね。
彼の周りの人間関係も、今までと微妙に違った形を取り始めます。
これでシリーズ最終話にしてもいい・・・・・かもしれない、シリーズの大きな句読点となる小説でした。
読んで良かったラノベです、面白かったです
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第08巻
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