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初音ミク マジカルミライ2013 限定版 [Blu-ray]  感想

2013830日、横浜アリーナ初音ミク史上最大イベント「マジカルミライ2013

 

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ステージがミクパ方向に行ったのではないかと危惧して、ちょっと購入を躊躇ったりしたけどBD買ってみた。

私は感謝祭ミクが好きで、其の方向進化で 39バンドで見たかったのだが、マジカルミライを見て、いろいろと良い意味で裏切られた。

 

全方面的な進化というか発展で、ミクの可動範囲、横幅が倍以上になった。

ミク部分と同等以上のディスプレイによるイメージ演出。

 

Weekend Girlの蜂色彩色、どうぶつうらないジーンズの皺が素敵とか、ミク衣装のバリエーションの豊富さ多彩さ。

 ミクの息継ぎや呼吸は、あえて指摘する程でもないほど自然。

Last Night,Good Nightは数少ない私の知っている歌だったが、そのシンプルさに胸が熱くなった。

 

ステージとして印象に残ったのは、ミク+αのコンビとかのデュエット絡みの演出。

圧巻は shake it を歌うトリオでシンギング。

これが楽しい。

3人で適当に振りを合わせながら、わざとらしい仕草もボーカロイド達では自然になってしまい、とにかく楽しい。

アリーナで見に行っていた人達はきっと頭の中が狂喜乱舞だったろう。

マシンで電子でプログラムのくせに、3人が適当なかんじに振りを合わせると云う自然らしさも憎らしくて、良いものでした。

 

印象に残る歌や衣装、振りは多い。

知っている歌は3割も無かったろうか、それでも十二分に楽しめたし、今直ぐにもう一度二度BDを見ても、きっと楽しめると思うと嬉しい。

 

 

以下は、その上での個人的好みの、些細な話。

 

好みでいえば光量が多過ぎる。

そのためにミクが透けたりする。

もちろん透けるといっても許容範囲内のもので許せるのだけど、許容の境界線に近づく毎に、ちょっとイラっとしたりする。

上下からのスポットライトの乱舞、上部に並ぶ広大なディスプレイの輝き。

あれ程やれば、ミクが薄まるのも当然判るとおもうのに、その辺に見切りというか、常識的なコンサートイベント性を重視したあたりが私には、ちと不愉快だった。

昔ミクが初降臨した当時は透けているのも電子歌姫っぽくて良かったけど、感謝祭ミクの存在感を見慣れてしまうと、残念メーターに反応してしまう。

 

でも当日見に行った人たちには結構好評だったみたいだし、ディスプレイも私には?だったけど、終り近くの歌39 の時ミクが走る姿を後下斜めからアニメ画像してたのはよかった。

3.39のタイム表示も洒落てました。

 

あと、ゾクッとするようなセクシーも無かったけど、それも残念。

それから、エンドロールに流れるハジメテノオトのクラッシックバージョンがズンッと来るほど良かったですね。

思わずアマゾンでMP3を購入した程。

ハジメテノオト Strings ver. 

ハジメテノオト Strings ver. (feat. 初音ミク)

ハジメテノオト Strings ver. (feat. 初音ミク)

 

 好き嫌いの、好みの好みの話だけど、私は39バンドの感謝祭でのミクの硬質的な存在感、微妙な表情、ミクが歌っているという存在感が、そんな焦点の当て方が、 やはりもっと好きだ。

今回のマジカルミライでも良く見れば結構ミクの表情は細かく動いている。ただ舞台演出が派手なので、紛れてしまいがちか。

 

今後の39バンドの感謝祭方向のイベントにも、期待したい。