今年一年も終りつつ
まずアニメ回顧では、
まおゆう魔王勇者。人間宣言に尽きます。これだけで全体の説明不足など私にはどーでもよくなりました。原作ノベルも少し読んだけど、それほど詳細な訳でもなく、アニメ補完は健闘していた、と感じたほどです。一般受けが残念気味に流れたのは理解できますけどね。でも私には、あの1話で一生の記憶に残る作になりました。
新世界より。いろいろと厚くて良かったです。グロテスクな歴史構築と瑞々しい少女視点の対比がみごとで、長い物語を楽しめました。途中から気になって原作も読みきったけど、相乗して厚く長い本も楽しめました。期間を置いて見直したいです。
琴浦さん。最初数話のインパクトはちょっとないものでした。作画と内容のアンバランスな攻撃に参ってしまいました。最初数話は今にでも見直したい気になってます。
ちはやふる2。安定の鉄板の黄金です。原作もたまに雑誌をネットカフェで読んだりしますけど、未だに面白いです。ちはやふる3 4 5 と続いて欲しいです。これぞクールジャパン、日本の宝のようなアニメです。
たまこまーけっと。この作品で驚いたのは、こんな場面。
キャラやイベントに焦点を合わせずに、あえて商店街の中から外を見通す視点を入れて、つまり商店街の空気そのものを表現している。京アニの日常にたいするこだわりはスゴイなと。
PSYCHO-PASS。機械に支配されるというのは、もっと違う表現方法、違う見せ方があってもいいのでは、とか思ったりもする。
翠星のガルガンティア。世界観がしっかりしているので1クールは惜しい。未来コナンみたいに50話くらいは見たいと。
ガールズ&パンツァー。今年のベストだろうか。正月はこれを見て過ごすか。
進撃の巨人。2クールずっと面白かった。特に後半、面白いテンションが落ちないのが瞠目刮目もの。人間の圧倒的な弱さを描くことが、このアニメの社会的な成功にまで及んだのだろうか。
とある科学の超電磁砲S。このアニメで絶望を表現できるとは思わなかった。
とある科学の超電磁砲S #16 姉妹 http://oidon00.hatenablog.com/entry/2013/07/27/101507
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。この嫌な感じは、アニメでは貴重だとおもう。
はたらく魔王さま!ラノベの日常へのこだわりを改めて再確認させてくれた。
ヤマト2199。迫力あるバトル作画を堪能。みごとなヤマト復活でした。ただ物語の焦点を闘って勝つことから微妙に外しているので、その結果、戦闘シーンがアッサリして見えてしまうことも無きにしも非ず。
有頂天家族。物語もよかったけど、ちょっとした京都の異世界なんかも魅力的でした。
げんしけん二代目。斑目のヘタレ魅力が収穫。近作ovaではスーが外人っぽくて良かったです。