一日断食をしてみた
時間が取れたので一日断食をしてみた。
数年前に一日やったことがあり、そのときは体重が1キロほど減り、内臓が軽くなった。
エクササイズとは違った全身的な消耗感があって、この数カ月のリセットに良いと思った次第。
断食の知識としては、
沖正弘 氏のヨガ著作を読んだことがある。
学生時代頃、インドからの留学生と話す機会があり、
「ヨガの体錬の方はやっていないが、月に1度断食はしている。身体が軽くなる」 と聞いたことがある。そんな程度
前日夕食はアッサリめに食事量を控える。アルコールも飲まなかった。
断食当日。
午前中はとくに違和感なし。
沸騰させて冷ました水をペットボトルに入れておいて、随時飲んだ。
昼ごろから疲労感あり。
外出せずに読書、ネット、ビデオやアニメ消化などなど。
夕方、少し眠って眼が覚めると頭痛がした。
頭部の一部が痛いと云うかんじではなく、頭部全体の筋肉や血管が少し軋んでいる、と云った感じ。
しばらくじっとしていたら痛みは収まった。
夕食がわりに水を一杯飲み干す。
食事を取らないと時間に余裕ができる。
また、普段は日常のルーティーンで流しているが、やはり食事は楽しみである、その事を食事を抜いて改めて実感した
歯は磨いておく。
食事は取っていないが、口腔内細菌の繁殖予防と歯茎のマッサージのための歯磨き。
夜、横になる。
血圧の調整がうまく行っていないのか、起きている時より寝ている時の方が頭がふらつく気がする。
全身的な消耗感があるせいか早く眠る。
夜半に一度だけ目覚めたものの、合計7時間睡眠できたので良しとする。
最近は睡眠が分断していた、というか分散気味だった。
合計すると必要時間寝ているのだが1~3時間での目覚めが多かった。
断食はその最中よりも、断食を終えたあとの食事とか復帰期間の方が大事と言われる。
1日断食したら1日かけて身体を元に戻す。1週間断食したら1週間かけて身体を元に戻す、のがいいとの事、らしい。
翌朝、まず砂糖を入れた紅茶を一杯。
新聞読みながら、ゆるりと糖分摂取。
紅茶を飲み終わった後、ポタージュスープと柔らかいパンを少々。
最期に豆乳とヨーグルトにオートミールを投入したもの、それとバナナ1本。
やや病み上がりの様に、所作が緩慢。
昼飯は卵とじうどん。
腹が減って来たのでハムサラダを追加。
もっと食べたかったが我慢した。
昼3時ごろになると、消耗感は抜けて普段の調子にもどった感じ
体重は約1㎏減で、体調も予定通り身体も軽くて良好。
ただ初めて断食したときのような明確な印象はなかった。
2度目なので体調変化の予想が付いていたからだろう。
でもやはり断食は身体に負担があるのは事実なので、これからは普段の食事で美味しいものを少量というか適量食べることに気を点けたい。
食欲を満たすためには、どうしても腹に詰め込みたくなるし、酒飲んだ後なら更なりだ。
まあ、腹八分目という、ありふれた結論に至りました