引用メモとか、サミングアップみたいに
「だから別に、それは僕じゃなくても、よかったんだと思います。たまたま僕だっただけで、僕以外の誰でもよかったし、それに、ひたぎさんは、あくまで一人で助かっただけで、僕はそれに立ち会ったに過ぎません」
「 それでいいんだよ。必要なときにそこにいてくれたという事実は、ただそれだけのことで、何にも増して、ありがたいものだ 」
その時期は僕にとっての、人生の総合的な教育機関みたいなものであり、僕にとっての真の学校だった。しかしそんな生活をいつまでも続けるわけにはいかない。
学校というものは入って、何かを身につけ、そして出て行くところなのだ。
繰り返すようだけど、僕はもともと人づきあいの良い人間ではない。どこかで本来の自分のあり方に復帰する必要があった。
ただ僕は思うのだが、本当に若い時期を別にすれば、人生にはどうしても優先順位というものが必要になってくる。
「みんなにいい顔はできない」、平べったく言えばそういうことになる。
走ることについて語るときに僕の語ること 村上春樹
料理をすることも絵を描く事も楽器を弾く事も楽しいし、ここには読み切れないほどの本がある
そして なにより私は無為に時を過ごす喜びを知っている
クラエス GUNSLINGER GIRL 相田裕
" でもいつも心をひきづっておられるように見える。
これからあなたはゆるやかに死に向かう準備をなさらなくてはなりません。
これから先、生きることだけに多くの力を割いてしまうと、うまく死ぬることができなくなってしまいます。"
神の子どもたちはみな踊る 村上春樹「タイランド」